9月30日、東中野ポレポレ坐にて
第1回「祝の島座談会」が行われました。
「祝の島」の最新ラッシュ映像と
記録映画作家の羽田澄子さんをお招きしたトークショー。
50名ほどの方に来ていただきました。
監督のハナブサが時間ギリギリまで編集していたラッシュ映像では、
2008年12月〜2009年9月撮影テープの中から
田名埠頭での抗議行動の様子も含めた
祝島の日常生活の様子を見て頂きました。
ゲストの羽田澄子さんは岩波映画を経て、
数々の記録映画を世に送り出してこられた大先輩です。
ゲストにお招きしたものの、同じ席に立ってお話するだけで緊張!のハナブサ。
「地域を映す」をテーマに、時代性の違い、フィルムで撮ることとビデオで撮ることの違い、撮影環境の違い。
映像への数々のアドバイスも頂き、
来てくださったお客様には、映画の製作過程のリアルな部分を
垣間見て頂くような時間になりました。
記録するということは
「撮る者と撮られる者との信頼関係なしにはあり得ない」
という羽田さんの言葉が印象深く残りました。
司会はライターの山秋真さんにしていただきました。
山秋さんは石川県珠洲市の原発建設問題に縁あって関わられ、
珠洲市とその関連裁判に通い「ためされた地方自治」(桂書房)
という1冊の本にまとめられました。
取材する姿勢、現地の人との関わり方について
ハナブサと意気投合したことから、
座談会の進行をお願いしました。
次回以降も山秋さんに導いていただきながらの座談会になる予定です。
山秋真さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/s-y_082209
これからもラッシュ上映を見て頂くことにより、
すこしでも祝島のことをより深く知ってくださる方が増えることを願って、
続けてゆきたいと思います。
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